一人ひとりに快適な、医療・看護・介護サービスを。
医療法人せいふう会では、保健・医療・福祉の充実を図るため、医療サービス・介護サービス・在宅サービスを提供しています。一人ひとりにあった医療や介護のために、トータルで対応できる体制を整えています。地域の人々に望まれる心をこめたサービスで、健やかで豊かな暮らしの実現をサポートいたします。
「チーム医療で精一杯のお手伝い」
順番待ちをしても入りたい、家族を託したいと思っていただける病院、施設でありたいと心より願っています。

植松 正保
1950年に兵庫県猪名川町に今井病院として始まり、その後70数年の歴史を経てきました医療法人“晴風園”は、2024年4月に医療法人“せいふう会”と名称を変更いたしました。
当初は療養型施設が中心でしたが、その後回復期リハビリテーション病床、身体障害者病床、地域包括ケア病床を持つ病院施設も加わり、同時に猪名川町北部の外来診療や介護施設(介護老人保健施設、グループホーム)、また在宅系施設(訪問看護、訪問リハ、居宅支援)を展開して参りました。
2015年7月には当法人は生和会グループの一員となりました。法人内のみならずグループ内でも互いに助け合い、切磋琢磨していくことが目標と考えております。
現在当法人には、伊丹せいふう病院(178床)、阪神リハビリテーション病院(192床)、川西リハビリテーション病院(160床、今井病院から新築移転)、宇治リハビリテーション病院(88床、ほうゆう病院から新築移転)の4病院があり、せいふうクリニック、杉生診療所(オンライン)3つの介護老人保健施設(せいふう猪名川100床、ふれあい大島29床、せいふう若葉82床)、1つのグループホーム(せいふう北田原18床)、3つの訪問看護ステーション(せいふう猪名川、せいふう伊丹、ゆりかご)、1つの居宅支援事業所(せいふう猪名川)、訪問リハビリテーション(せいふう猪名川)があり、兵庫県東部から京都府南部へと広く展開しております。私たちは急性期病院から患者さまをできるだけ早く、最大限お引き受けし、最善の形で在宅復帰していただけるよう、高い技術力、チームプレー、医療力でサポートをする回復期リハビリテーションや、在宅から直接入院をしていただき最短の時間で在宅復帰をかなえる地域包括ケア病床、また重い障害を抱えた方も安心して療養していただける身体障害者病床など、それぞれが位置している地域でのニーズに合わせて医療を提供させていただいております。
自宅への退院が困難な方もおられますが、当法人内だけではなく、地域の病院、診療所、居宅支援事業所、介護施設の方々との連携のもと、その方なりのベストな場所を見つけ、患者さまのその後を守っていきたいと考えます。すなわち“地域完結”の実現をめざしています。
また法人内のすべての病院で共通するのは、リハビリテーションの目標は「在宅に戻られてからの生活のQOLが最善である」としていることです。退院後6か月はしっかりバックアップし、時には訪問リハビリテーションにて支えます。そして家庭内でのADL向上だけではなく、社会活動参加、身体のみならず、精神的なリハビリテーションも目標です。
「自分らしさを取り戻す、精一杯のお手伝い」をさせていただきたい、皆様から「順番待ちしても入りたい、家族を託したい」と思っていただけるような病院でありたい、また「地元を愛し、地元に愛される病院」でありたいと心から願っております。

毛利 智好
令和7年8月1日付けで、伊丹せいふう病院長を拝命いたしました。私自身が生まれ育った地域での医療に携われることはとても感慨深く、このような機会を与えていただけたことに感謝するとともに、その責任の重さに身が引き締まる想いです。
当院は平成25年4月開設以降、地域に根差した医療サービスの提供に尽力して参りましたが、北阪神地域医療圏での医療ニーズの変化に応じて医療法人内での病床数移動を令和6年6月1日に実施し、現在は回復期リハビリテーション病床98床、障害者施設等一般病床80床の総病床数178床での病院運営を行っております。
「患者さま中心の医療」「良質な医療の提供」「健全な病院運営の継続」「地域との共生」を基本方針として、急性期病院での治療を終えられた後に自宅退院を目指される患者様に対しては回復期リハビリテーション病棟で、重い障害のため自宅退院が困難となられた患者様に対しては障害者施設等一般病棟で、それぞれの目的にあわせた質の高い医療を提供しております。また、当院での入院加療を終えられた後の自宅での生活の質の維持・向上を目標に、必要な患者様には訪問リハビリテーションや訪問看護を退院後もご利用いただける体制を構築しております。
院内の全職種が強固に連携して一丸となり、病院理念である「チーム医療で精一杯のお手伝い」を目標に掲げて患者様の治療に日々全力であたらせていただいておりますが、当院には「栄養サポートチーム」「認知症ケアチーム」「呼吸器ケアサポートチーム」といった特定の疾患や病態に対応するために結成された各種ケアサポートチームがございます。各チームは医師・薬剤師・看護師・療法士・歯科衛生士等の多職種の専門職で構成されており、ケアやサポートが必要な入院患者様に対するチーム回診やカンファレンス、職員のスキルアップのための院内勉強会等を積極的に実施しております。病棟単位といった「横割りのチーム医療」に加えて、このような「縦割りのチーム医療」の導入によって、患者様お一人お一人の病状や病態に応じたよりきめ細やかな対応を実現しております。
これからも地域の皆様により安全・安心な医療サービスを提供できるよう職員一同努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
| 氏名 | 専門 | 資格等 |
|---|---|---|
| 植松 正保(理事長) | 内科 循環器科 |
日本内科学会総合内科専門医 日本循環器学会認定循環器専門医 臨床研修指導医 認知症サポート医 |
| 原田 憲正(名誉病院長) | 整形外科 | |
| 毛利 智好(病院長) | 内科 総合診療科 |
日本外科学会認定登録医 日本救急医学会救急科専門医 臨床研修指導医 認知症サポート医 |
| 山下 英丸 | 内科 | |
| 村上 茂樹 | 内科 | 認定産業医 |
| 加藤 昭延 | 循環器内科 | 日本内科学会 所属 日本循環器学会 所属 認知症サポート医 |
| 前野 良人 | 総合診療科 | 日本外科学会認定登録医 日本救急医学会救急科專門医 日本プライマリ・ケア連合学会認定医 日本プライマリ・ケア連合学会認定指導医 |
| 伊藤 令子 | 消化器内科 消化器外科 |
日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本消化器外科学会認定医 日本外科学会外科認定登録医 医師博士 |
| 名称 | 医療法人 せいふう会 伊丹せいふう病院 |
|---|---|
| 開設 | 2013年(平成25年) |
| 許可病床数 | 回復期リハビリ病棟 98床 障害者施設等一般病棟 80床 |
| 診療科目 | 内科・リハビリテーション科・整形外科・皮膚科 |
| 施設基準 | 【基本診療料】
2024年6月1日 |
| 掲示事項 |
当院では更なる臨床の質向上のために臨床研究を行うことがあります。
それに伴い、下記にて進行中の研究について公開しオプトアウト形式による情報の開示を行っています。
患者さまご自身のデータが使用される事を望まれない場合やご不明な点がございましたら、お手数ですが各研究の担当者までご連絡ください。
臨床研究の方法のうち、後ろ向き研究(対象となる患者さまの診療データのみをカルテ等から収集し、匿名化加工して用いる研究)では、患者さまに対して研究を目的とした積極的な侵襲や介入がないことに加え、過去のデータを用いることから直接同意を得ることが困難であることがあります。そこで、国が定めた倫理指針では「必ずしも対象となる患者さまお一人ずつから、直接同意を得る必要はない」とされております。しかし、「研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を通知または公開し、さらに可能な限り拒否の機会を保障する事が必要」とされております。このように情報を通知、又は公開をもって参加拒否の機会を保証する手法を「オプトアウト」といいます。
| 掲示日 | 研究課題名 | 研究者 | 公開文書 |
|---|---|---|---|
| 2024.10.16 | 当院における認知症ケアチームの活動報告 | 小早川智子 | 公開文書 |