今回は医事課が担当します。
令和6年度は医療報酬改定と介護報酬改定が行われます。
医療報酬は2年に一度、介護報酬は3年に一度改定され、6年に一度同時改定が行われます。そして、今年度がその年に当たります。
ご入院中の皆様に影響が大きい改定としては、食事療養費標準負担額の変更があります。
これまでは1食あたり460円、1日3食1380円の負担でしたが、6月より1食あたり490円、1日3食1470円の負担となり、1日90円の負担増となります。
その他の様々な改定も6月から施行されます。
ご入院中の皆さまやこれからご入院される皆さまに、わかりやすく入院費等のご説明ができるよう、医事課ではミーティングや研修などで改定内容の勉強に励んでいます。
ご不明な点などありましたら、お気軽に受付・医事課までお問合せください。
新緑の香りが清々しい季節になりました。皆さまはどうお過ごしでしょうか。
当院では、週に何度か多職種がナースステーションに集まり、患者さまが病棟で安楽に過ごしていけるようカンファレンスを実施しています。
患者さまが施設やお家へ戻れるようにするには、私たちはどう働きかけていけば良いのか。また、身体拘束の解除を積極的に行っていくために、どうしていくかなど議題は様々です。
ひとつの職種だけでなく、病院で働く多くの職種のスタッフで話し合いを行うので、様々な視点から意見を出し合います。カンファレンスを行う度、私達も良い学びを得ています。
梅雨のはしりの気まぐれな空の下、お体には十分お気を付けください。
今回は薬剤科が担当いたします。
5月に咲く花といえば、何を思い浮かべますか?母の日のカーネーション?バラやネモフィラ、ツツジなどもありますね。
シャクヤクも5月頃に咲く花の一つです。ボタン科の多年草で、大型の艶やかな花を咲かせます。古くから薬用、観賞用に栽培されています。「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉は、美しい女性の容姿や立ち居振る舞いを花にたとえたものですが、元々は生薬の用い方をたとえたものです。
「立てば芍薬」の「立てば」は、イライラと気の立っている状態を意味し、芍薬により改善されます。生薬として用いられるのは根の部分で、痛みをとったり、筋肉のこわばりをとったりする作用があります。芍薬甘草湯、当帰芍薬散、葛根湯など、さまざまな漢方に配合されています。
身近な花から、漢方薬について少しでも興味をもっていただけましたら幸いです。
5月は憲法記念日にみどりの日、そして子どもの日と3つの祝日が続きました。最後の「子どもの日」は「子どもの人格を重んじ、子どもの幸福をはかるとともに母に感謝する」という意味があり、また鯉のぼりを飾るのは「鯉」という魚は強くて流れが速い川でも元気に泳ぎ、滝をも昇ってしまう魚。そんなたくましい鯉のように、子どもたちが元気に大きくなることをお願いする意味が込められているそうです。
祝日には様々な意味があるので改めて意味を考えて過ごすのもいいかもしれないですね。
当院では少しでも季節を感じて頂けるように行事食があります。5月は子どもの日にカードを添えて提供されました。彩りの良いメニューで思い出話も話しながら楽しく食べて頂けました。
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