「パパ、リンゴの描き方教えて!!」
「よっしゃ、教えたろ。知らんけど。」
という訳で描いてみました。
「どや、上手いやろ?」
「・・・・・」
そこでYouTubeでリンゴの描き方を検索することにしました。リンゴを立方体に見立てて、上面は光が当たって明るい面、側面は暗い面、前方の側面は少し明るい面、として本当に立方体から書き進める、と言うやり方を採用します。
そうすると、
このように随分リンゴらしくなりました。
パパすげっ、とお褒めに預かり、私は父としての尊厳を保つ事に成功したのです。
YouTube様ありがとう。
と言う訳で、今回は医局担当です。世の中便利になりましたね。これから医療も便利になっていくのかな。そんなことを少し考えてみたいと思います。
例えば世界中の電子カルテ、検査データが完全に互換性のある形でネットワークで結ばれれば、どうでしょう。「特発性血小板減少性紫斑病の患者さまの冠動脈に薬剤溶解ステントを入れた場合、抗血小板剤の2剤併用療法はいつまで継続したらよいか」といった複雑な臨床判断も、データにアクセスすれば1万刻みの血小板数別に、あるいは人種別にイベントや予後がすぐに計算できるようになるのです。生データが直接検索できるなら条件さえ入力すれば最も確率の高い方法が瞬時に判る、いわば「答え」が出るわけですから、「医者の判断」は要りません。「判断」は患者さま個人の人生観にゆだねられるようになるでしょう。患者さまは医者に会う必要などなく、無人の検査センターで血液検査を受け、CTを撮影し、AIが読影して診断をつけ、データにアクセスして最も予後が良くなる確率の高い投薬またはロボット手術を、あるいは最も苦痛が少ないと評価されている治療法を自分の倫理観、人生観で選ぶ。自分で優先順位を決めて自分の寿命や苦痛を確率で選ぶことができる。自身のデータは匿名でデータベースに登録され、他の人がまたそれを利用する。そんな時代が来るかもしれません。現実には様々な規制が必要で、それほど単純なものではありませんが「リアルワールドデータ」という名ですでにプロジェクトは研究されています。
ちょうどYouTubeのようなものですね。素人とプロの垣根がなくなり、オープンな情報に自由にアクセスして自分の気が赴くままに絵を教わるも良し、教えるも良し、という訳です。
いつかYouTubeで作曲を勉強してみたいと思っています。
ブラームス風のヴァイオリンソナタを作るのが目標です。
YouTube様ありがとう。
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