2-2病棟です。
今回は、「お見舞いメール」についてお伝えしたいと思います
当院ホームページに「お見舞いメール」というのがあります。
そこにメッセージや写真を入れて送信実行すると、病院へメッセージが届きます。
メッセージは、事務部から患者さまのところに運ばれます
ご自身でメッセージを読むことができない患者さまには、スタッフが代読させていただき、
そのメッセージをベッドサイドの患者さまから見える位置へ掲示させていただいています。
写真の患者さまは、テレビをご覧にならない方なので、メッセージとテレビが重なっていますが、掲示場所を色々と工夫して一定期間掲示しています。
「お見舞いメール」への返信ができないシステムであり、代読させていただきながら、いつかメッセージが患者さまの元へ届いていることをお伝えしたいと考えていました。
温かなメッセージが、患者さまの療養生活の支えになっていると思います
6月からはオンライン面会も始まりました。
画面越しでの面会ですが、患者さまの様子を知る機会にしていただけると思います。
まだしばらくは、コロナウィルスへの感染対策が必要な状況が続くと思われますが、安寧な療養生活の支援に努めていきたいと思います。
今回は、外来が担当です。1階エントランス、各病棟に七夕飾りをしました 🙂
今年も「コロナ収束」や「日常が戻るように」という短冊が笹の枝にあります。
東京オリンピックを控え、まだまだ安心はできませんが、今後も感染予防対策を進めてまいります。皆様のご理解とご協力をお願い致します。
今回は3ー2病棟が担当します。
コロナ禍で家に居る時間が多くなり、季節を感じる機会が減ってきていますが伊丹せいふう病院の各部署では様々な工夫をしています。
そのうちの一部をご紹介します
毎月の食事メニューに行事食(季節にちなんだ献立)が提供されます。今月はおうどんの入ったメニューでした。彩りも良く、見た目も楽しめる食事は、患者さんからも大変好評です。病棟スタッフも毎回楽しみにしています
そして病棟に季節感をと、介護スタッフの一人がオリジナルで壁飾りを製作してくれました。キャラクター達の表情がとても可愛くて、思わずホッコリ笑顔になります
患者さんとの会話にも季節を感じる話題で盛り上がったりとまだまだ色々ありますが…
大変な状況の中、周りの人達に支えられている事に日々感謝し、感動と笑顔を忘れず過ごしていけたらと思っています
今回は療養リハビリチームが担当します。
療養の病院のリハビリテーションと聞くと、拘縮と呼ばれる関節が硬くなって動かなくなることを予防するためにベッド上でセラピストが関節の運動を他動的に行っていることをイメージされる方が多いと思います。
それも一つのリハビリテーションですが、当院の療養リハビリテーションでは拘縮予防目的のみのリハビリテーションは基本的には提供しておらず、「車椅子に乗車できる」「移動手段を獲得する」「日常生活が少しでもご自身でできる」「飴が舐められるようになる」「安楽な呼吸ができるようになる」「コミュニケーションが図れる」など明確な目標を立ててリハビリテーションを行い、可能であれば在宅や施設への退院を多職種で連携して支援させていただいています。
運動療法、作業活動、嚥下訓練、音声・言語訓練などの一般的なリハビリテーションも実施していますが、ベッド上以外で訓練の一部を紹介したいと思います。
上肢や体幹の機能、心肺機能の向上を図る目的でハンドエルゴメータも適応できる方には実施しています。回復期病棟に比べるとフレイル・サルコペニアが進行されている方が多く、自分で動かすことが過負荷になってしまう方のために自動でペダルが動くアシスト機能付きのハンドエルゴメータを導入しています。
また、床や卓上に映像を投影して、ゲーム感覚で身体機能、認知機能、注意機能を賦活するFieldoという機材をリハビリテーションの一環として導入しています。遊びの要素があるため訓練を拒否される方もこういったことであれば受容されることもあり、リハビリテーションの支援ツールとして役立っています。
最後は、直接的なリハビリテーションではありませんが、体組成計をリハビリテーションのプログラムを立てる上で重要なツールの一つとして導入しています。骨格筋量などを参照し、エネルギー摂取量などを考慮してリハビリテーションでの運動量の決定やチームで付加食や栄養量の増減を検討することに繋がります。ただ療養病棟の特性上、立位が出来ない方が多く、こちらの運用は限定です。
このように、さまざまな機材を活用しつつセラピストも自己研鑽しながら、在宅復帰、施設退院を最大の目標に療養病棟でのリハビリテーションも多職種で連携して、入院生活とリハビリテーションを支援させていただいています。
今回は検査科が担当します。
今年度も6月1日から全職員対象の職員健診が始まりました
当院の職員健診は基本の健診項目に加え、自分で選択できるオプション項目があります。
その1つの検査をご紹介します。
「便潜血検査」
何の検査かご存じの方も多いと思います。
これは、便の中に血が混ざっているかどうかを調べ、一般的には大腸がんの発見を目的とする検査ですが、採便2回分の検査をしないといけません。
なぜ2回分を検査しないといけないかの理由を説明しますね
大腸がんだった場合
採便回数 | 陽性率 |
1回分 | 30~40% |
2回分 | 70% |
便の回数を重ねるごとに陽性率が高くなり、大腸がんを見逃しにくくなるからなのです。
2回分の採便を提出すれば、大腸がんだった場合は70%を正確に陽性と診断しているといえます。
でも、気を付けないといけないのが、
【大腸がんだった場合の約30%が便潜血が陰性となり、診断を見逃されている】ということです
便潜血検査が陰性であっても決して安心せず、異変を感じたら受診するようにしてください
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