今回は3-1病棟が担当します。
激動の2020年が終わり、新しい年が始まりましたが目に見えない小さなものにせわしなく
振り回される日々は続きます。
とある方のブログでメーテルリンク作『青い鳥』において、チルチルとミチルの兄妹が
「未来の国」を訪れた際のエピソードを知りました。
(お恥ずかしながら、私はこの名作を読んでおりません。)
そこではこれから生まれてくる赤ちゃんがギフトを選び、生まれる順番を待っている
そうです。
その中にはこれから生まれる予定の二人の弟もいます。
弟のギフトは「病」。
様々な過去の文学、思想が今の混沌とした情勢を予見し物語っていると言われます。
それは恐らく、人間が、または地球環境規模で同じことが繰り返されてきた歴史なの
だろうと、今のこの現状も結果的には流れる時間の一部になるのだろうと思います。
でも今まさに生きている私たちは渦中に身を置くしかありません。
私たちはこのギフトを抱えてどう生きるのか、どう死ぬのか。
チルチルとミチルのように、身近な幸せを見つけられるでしょうか。
私は欲張りなのでまだまだ自信がありませんが、ひとまず出勤途中に見られる上昇する
飛行機に勇気をもらって生活しようと思います。
皆様にとって、本年が少しでも希望を感じられる年となるよう祈念いたします。
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